Trust&Sympathy - Cafe Media | echo project信頼と共感がキーワードのカフェメディア | echo project

Concept
コンセプト

私たちがモノを経て感じているもの

私たちは日々の生活の中で、さまざまな人やモノと出会います。
プレゼントとして人からいただくものもあれば、
自らお金を支払って手に入れるものもあります。
不意にいただいたプレゼントほど捨てられず、
自分のお金を使ったのにもかかわらず捨てることをためらわない。
行動の中にそんな一面を持つのが人であるとも言えます。

多くの人たちは、モノから何を感じているのでしょうか。
私たちは「共感と信頼」がその答えだと考えています。

「共感と信頼」というのは、モノと人とを結びつける大切な要素です。
この人が確かな目で材料を選び、時間をかけ丹精込めて作ったものだから。
あの人が日々丁寧に愛用しているものだから。
その人が歴史の中で継承しようと、伝統的なやり方で生み出したものだから。
多くの人たちがひとりひとりの心の中で、
「共感と信頼」のストーリーを生み出し続けています。

echo projectは、まさにこの「共感と信頼」がキーワードのプロジェクトです。

コーヒーとバリスタが織りなす
カフェというメディア

コーヒーは、多くの人の手を通じ生まれてくる飲み物です。
コーヒーの木になる赤い果実は、一粒ずつ生産者の人の手で摘まれていきます。
コーヒー豆の生産者から、焙煎士へ。焙煎士から、バリスタへ。
それぞれの道のプレーヤー同士のネットワークが、世界中に拡がっています。
お互いがより深く知り重ねた「信頼」、目の前の一杯のコーヒーとなっています。

情報が多い現代は、自分自身の中の価値観も揺らぎがちです。
乱立するWEBサイトやSNSで流れるテキスト、
ショート動画、日々発刊される雑誌や書籍など、
情報が様々に形を変えて、私たちの身の回りを飛び交っています。
現代人が触れる情報量は、江戸時代の一年分とも言われるほどです。
そんな環境で、私たちは何を信じているのか、何が良いものであるのかを考えています。

カフェには古くから「バリスタ」と呼ばれるコーヒーを淹れる職業の人間がいます。
まだテレビもインターネットもなく、メディアが大きく発達していない時代。
18世紀のヨーロッパでは街の情報を一番よく知るのは、街のカフェの店主でした。
土地の美味しい食べ物や流行。
ファッションから音楽、サブカルチャーまで多岐に渡りました。

バリスタという「人」とコーヒーという「モノ」が織りなす
カフェという空間は、メディアそのものです。
消費者に対する最後のメッセンジャーとして、「最後のバトン」を握っているバリスタ。
「共感と信頼」の起点にこのバリスタがいます。

echo projectは、このバリスタがいるカフェを軸にしたメディアプロジェクトです。

echo projectのロゴ

ロゴの由来

世界の変化に合わせて、水は形を変えながら循環していきます。
ある時、水面に落ちた水の一滴は、小さな波紋を生み出します。
生み出された波紋が、更に新しい波紋を生み出します。
ロゴには、その最初の一滴を落とし続ける決意と期待を込めました。